木肘のソファの張替え・修理

最近は非常に古いソファを修理する機会が増えてきました。
今回も代々受け継がれてきた非常に古い木肘ソファの張替え修理のご依頼です。
年月とともに肘の塗装ははがれ、座面の下からは何やら黒い粉が落ちてきていました。
その座面の下の盛り上がりが非常に気になります。


<修理内容>
・木部の再塗装
・張替え
・座り心地の改善


3人掛けと一1人掛けのセットです。


肘木部の状態です。
塗装はところどころ剥がれていました。
再塗装をして奇麗にしていきます。


座面の下を覗くと怪しい膨らみがあります。
座面の底に張っている布からは黒い粉が落ちてきていましたので、床の掃除が大変です。


~解体~


木肘のフレームから本体を取り外した状態です。


木肘のフレームは塗装を剥がして、再度塗装をし直します。


本体を裏返して内部の構造を確認していきます。
底布を剥がすと何やら黒い固形物がドンゴロス(麻布)の破れからごろごろと崩れ落ちてきていました。



どうやら黒い粉の正体はこの石炭のような固形物が粉状になって布の間からしみ出てきていたようです。
この黒い固形物の正体はクッション材が経年劣化で硬化した物のようです。


~下張り~


座面のスプリングはしっかりとしてますので、そのまま使用していきます。
スプリングの上には厚めのフエルトに張替えてスプリングが食い込まないようにします。


ウレタンも全て新しいく張っていきます。
座り心地もかなり改善されました。
表面の生地を張って、再塗装をした木肘のフレームと組み合わせて完成です。


BEFORE





AFTER





肘の塗装はお客様のご希望で木目がわかるように色を明るく変更して仕上げました。


生地のカラーはインディゴブルーとダークグリーンをお選びいただきました。
お部屋の印象がレトロモダンな雰囲気へと生まれ変わりました。


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シノハラ製作所では、愛着のある家具を熟練した家具職人が心を込めて修復いたします。勿論、シノハラ製作所以外の製品でも修復いたしますので、お気軽にご連絡ください。

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