椅子やテーブルの高さ調整
椅子やテーブルを長年使用していると年齢と共に体に合わなくなることやこうすればもう少し使い勝手が良いのにと思うことがあるようです。新しく買い替えることで解決する場合もありますが、ご希望の家具が無かったり、愛着のある家具を直して使いたいという方もいらしゃいます。今回は椅子やテーブルの改良修理をご紹介いたします。
CASE1
ローチェアとローテーブルの高さを高くする修理です。
年配の方が使用されていましたが、年齢と共に低い姿勢が体に負担がかかるため、椅子は座りやすい高さへ、テーブルもそれに合わせて高くする改良です。
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この座椅子は高齢者やひざの悪い方が立ち上がりやすいように作られた座椅子のようです。座面の高さが22㎝で座面の幅は61㎝とラクな体勢が取れるよう設計されています。今回はお客様の身長に合わせて座りやすいように座面を高く改良しました。
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椅子は背面と座面を取り外して、縦のフレーム部分を長い木材に取り替えました。テーブルは脚の下に新しく木材を嵩増ししました。
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椅子は再度塗装をして、張り替えた背面と座面を取り付けました。テーブルも全体を塗装直しで仕上げました。
Before
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After
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CASE2
ダイニングテーブルの高さ変更です。
年配の方がご使用されておりますが、腰の怪我が原因で、テーブルの高さが高く感じられるようになり、今回テーブルを低くしてほしいというご依頼です。
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Before
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After
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脚は4本脚タイプではありませんでしたが、天板との取り付け部分を解体して脚を短くしました。
CASE3
木製の回転盤が付いている椅子です。
回転する椅子が使い勝手が良く、お仕事で長時間使用されていたようです。お客様のご要望は座面が木製で長時間座っているとお尻が痛いので、クッションを乗せても座面がちょうどいい高さにしてほしいというご依頼です。
Before
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After
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クッションを座面の形に制作して、椅子の脚をお客様の身長に合わせて座りやすい高さにカットしました。
CASE4
ソファの木フレームの修理のご依頼です。
ご依頼主も何故だか原因が不明のようでしたが、後ろ脚が切られた状態だったようです。座りやすいようにフレームをもとに戻してほしいとお持ち込みされました。
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後ろ脚が短くなってましたので、座面の角度が急すぎて、座ると立ち上がるのが一苦労なソファでした。
Before
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After
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後ろ側のフレーム(背柱)が垂直になるように脚を取り付けました。座面は緩やかな傾斜になり、座りやすくなりました。
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