BARBER椅子の改造
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北九州市の門司港にあるBAR BER SHOP MATSUNAGA(バーバーショップ マツナガ)さんは緑、赤、黄色の原色で派手な外観が目を引く、パンチパーマ発祥の店として有名な理髪店です。
オーナーの松永さんは店舗の外観よりもさらに派手な装いで個性的な方です。お店のインテリアはアンティーク家具や古い調度品などで統一されており、ひとつひとつこだわりが感じられます。店主みずから看板を製作したり、独創的なペイントを施したりとエピソードが絶えません。
今回はスタイリングチェアのリメイクのご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。
緑、赤、黄色の原色で派手なカラーの外観と店舗前に止まっている赤いスポーツカーが目をひきますね。
スポーツカーにはわんちゃんが乗っていてシンボルになっています。
赤いスポーツカーの中にもお店のイメージカラーである緑と黄色がバランスよく塗られています。
公道を走ることができるこの車は実は光岡自動車とのこと。
1942年創業の「パンチパーマ発祥の店」
看板の真ん中にあるぺンチのようなものがパンチパーマをかける時に使う通称「パンチアイロン」
店の入り口の横に飾られているゴールドのお皿のようなものは、昔ひげを剃る時や染める時に、首元にあてて、泡や水、染料が衣服に垂れるのを防ぐもののようです。
このアンティークな「シェービングボウル」をゴールドに塗って、ディスプレイされています。
今回ご依頼をいただきましたスタイリングチェアです。
フレームは鋳物と木材で組み合わされており、本革のシートと合わさってヴィンテージ感が強い、非常に重厚感のあるデザインになっています
リメイクの内容は背中の高さを4㎝短くしてほしいとのことでした。
もともと輸出用に製造をされたスタイリングチェアのようでサイズが大きく、カットやマッサージをする際に背中が高く、邪魔になるとのことでした。
背中を外して持ち帰り、高さを4㎝カットして短くします。
表面の本革を剥がして、下から4㎝木フレーム、ウレタンをカットしました。
BEFORE
AFTER
使い勝手もよくなり、見た目もすっきりしたと喜んでいただきました。
オーナーのマツナガさんにも登場していただきました。
赤いシャツに黄色の帽子、よーく見ると緑の眼鏡で3色ちゃんと入っていますね。
以前のユニフォームと現在のユニフォームのBefore&Afterです。白だと汚れが目立つからと今では最初から汚しているとのことですが、だいぶ派手になりましたね。赤いシャツにあるペンキが垂れた模様はマツナガさんが自ら割りばしにペンキを付けてデザインしたとのこと。
ペンキを垂らしたデザインは店内にもディスプレイされており、帽子やギターケースのほかに、よく見ると有名なブランドバックにもデザインされていました。
なんとも大胆です。
こちらの椅子は昔のスタイリングチェアとのこと。横のレバーを引くと背中が倒れる仕組みになっています。
昔の非常に古い家具や道具など、床屋愛が感じられるもので溢れています。
マツナガさんをモデルに描かれた絵画です。北九州市門司区を拠点に活動する画家・銅版画家である川原田氏の作品だそうです。別名「トーナス・カボチャラダムス」
この絵画も独創的で非常に細かく描かれた作品です。店内の個室に他の作品もディスプレイされています。
今回のリメイクは平日の比較的空いているときに、1台ずつ持ち帰って修理しました。
同じ門司区の老舗店舗の修理を承ることができ、お役に立てて良かったです。
店主の腕はもちろんですが、お話も楽しい理髪店です。
朝も早く、8時30分から営業されていますので、ぜひ体験してみてください。
BAR BER MATSUNAGA
北九州市門司区東本町1-5-32
093-321-3804
シノハラ製作所では、愛着のある家具を熟練した家具職人が心を込めて修復いたします。勿論、シノハラ製作所以外の製品でも修復いたしますので、お気軽にご連絡ください。
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