デザインチェアの張替え&修理の方法

北九州市在住のN様のデザインチェアの張替えの実績のご案内します。

修理内容は、
1.布地の張替え
2.ウレタンの交換補修
になります。



張地は、表面のレザーがボロボロとはがれおちる現象、いわゆる劣化ですね。中身のウレタンは経年劣化で、へたっていました。


~分解~



まず、最初に脚をはずしていきます。裏返しにして、座面の裏のネジを六角レンチで外します。



本体から脚を取り外した状態です。



次に、本体のレザーをはがしていきます。
ファスナーでとめられているので、簡単と思いきやボタンなどの引き込みの糸があります。



ボタンの引き込み具合は、ここで調整しております。不安な場合は長さをあらかじめ測っておくと良いかもです。



本体から表面のレザーとボタンをはずした状態です。


~ウレタン交換~



経年劣化でウレタンがへたってます。一度すべてのウレタンを外していきます。



ウレタンの型どりです。



少し大きめにカットしていきます。


ウレタンがはがれないようにしっかりとボンドを吹き付けます。



ウレタン交換の完成です。


~表面材の製作~



はがした表面材(レザー)をばらしていきます。



表面のレザーをバラバラに解いた状態です。表のレザー、裏の生地、ボタン、パイピンなどなど、非常に多くのパーツからなっていることがわかります。



一つ一つ型どりをしていきます。この作業にショートカットはありません。手間のかかる作業ですが、根気さえあれば、時間が解決してくれます。



裁断が終わりました。場所を間違えると形が合わなくなるので、慎重に作業を行います。それぞれのパーツにウレタンを縫い付けていきます。家庭用ミシンでは厚くて縫えず、ミシンの故障の原因になるので、気をつけましょう。


背の部分と座の部分が縫いあがりました。カブトムシのような姿になってきました。



ステッチの縫い目の裏には、ほつれや破れ防止として、補強していきます。修理することで、より長くお使いできるように、以前のものより強固にすることを心がけます。



~組立~


ここから仕上げの作業です。
縫製した新しいレザーをかぶせていきます。


やぶれないように慎重にかぶせていきます。



ボタンをさして引っ張りながらレザーをかぶせていきますので、難しい作業になります。


本体に新しいレザーを張ることができました。脚をとりつけて完成です。


「来た時よりも美しく、頑丈に、使いやすく」が修理では重要です。脚の裏には滑りやすい樹脂を取り付け、使い勝手も向上しています。修理を依頼されるときはご要望をしっかりとお伝えいただくことも重要です。

AFTER


BEFORE



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