家具づくりと数学

学生時代に、「数学なんて社会のどこで役に立つの?」と思った経験はありませんか?

実は、数学なんて使わなくても、家具づくりはできちゃいます。
けれど、数学を知っていた方が家具作りにおいて、圧倒的に有利です。

現在では、図面を書くのにも便利なソフト(AUTO CADなど)があり、簡単に作図ができます。三角関数なんて知らなくても、角度や長さを図面上で計測できます。

けれども、
つくる前に、図面上で予測できたほうがよいですよね。
また、図面上で表現する前に、計算で数値が分かった方が便利ですよね。

今はCNCなどの機械やコンピューターで家具づくりは容易になりました。コンピューターが勝手に数値をつくり、勝手に加工していくこともあります。

コンピューターが出した数値をそのまま使用するのか、コンピューターが出した数値を検算できるのかは、大きな違いです。

これから家具づくりにおいてもIT化が進みますが、コンピューターに使われる作業員ではなく、コンピューターを使いこなせるエンジニアにならなければいけないですね。


ちなみに動画の高速の数値はコンピューターが考えたGコード。

(Gコードとは、機械のプログラミングで、動作指令で使います)

G01・・・直接補間
G92・・・ワーク座標の決定  など。。。

早すぎて見えないかもしれませんが、動画の右側の、 最初のG〇〇は指令で、次のAは回転、Xは奥行、Zは右から左の座標になります。

Z軸が材料の長さになります。
60cm(600mm)の加工を動画では、おこなっております。
0.1mmの加工でGコードが30程度必要になります。
ですので、この60cmの材料の加工の場合、Gコードは
600mm×30個/0.1mm=180,000コード必要になります。

大変な作業ですよね。


CNCの画面


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