MASKS DISTRIBUTION

手作りマスクの無償提供について

自助・共助・公助

新型コロナウィルスの影響は各地に広がっております。
私どもにできることはないかとの思いから、ソファベッドの縫製技術を活かした、布マスクの製造を試みました。弊社スタッフやその家族、得意先や仕入れ先、ご近所の方や、お友達に配れたらと思い、マスクを無償で配布することを決意しました。こんな時期だからこそ、無償にこだわり、できるだけ多くの人へ配りたいので、持続可能な事業にしていきたいと思います。ソファベッドの製造の傍らで作業を行い、端材を使用することで、無償マスクの製造を持続可能にします。(医療用マスクではありません)



マスクを必要としている方へのお願い

1. 数量制限について

本業の傍らでつくっているので、一日20枚~30枚しか生産できません。
できるだけ多くのかたへお配りしたいと思っておりますので、おひとり1枚までとさせてください。

2. 色や材質、大きさについて

端材を利用しているので、色や材質の指定はできません。
大きさは大人用と子供用(小学6年生程度まで)をご用意しております。
大きさで悩んだときは大人用を選んでゴムひもで調整してください。

3. 受け渡しについて

弊社事務所のカウンターに置いております。(大変申し訳ございませんが、来社可能な方のみの配布となります。)
感染リスクをなくすため、車を降りてすぐのところに置いておきますので、ご自由にお取りください。配送は着払いであってもご遠慮させていただきます。持続可能な事業にするため弊社での梱包・仕分け・伝票作成などの配送業務コストの削減にも努めます。

4. できあがりなどの情報について

弊社のホームページ(スタッフブログ)やSNSなどでマスクの情報を随時更新いたしますので、ご来社の前にホームページのご案内をご覧いただくようお願いいたします。弊社でもテレワークなどを導入するため、マスクに関しての電話やメールなどのお問合せに対応いたしかねますので、予めご了承ください。
マスク情報のご確認スタッフブログ

5. ミシンをお持ちの方へのお願い

シノハラ製作所では残念ながら、今のマスクの需要にお応えできる十分な供給量がありません。あまりにも多くの方がマスクを待っていることを実感します。特に遠方の方のニーズにお応えしにくい環境にあります。
そこで、家にミシンがある方、会社にミシンがある事業所の方へ「共助」のお願いです。
すきま時間でマスクを作ってもらえませんか?
ご自身の近所や地域の方々の助けになっていただきたいです。
各地でマスクを生産できれば、より多くのマスクを配れ、マスク不足による不安・混乱を少しでも軽減できるのではないかと思います。是非、ご協力お願い致します。
マスクをつくったことがない方は、下記「マスクのつくり方」をご覧ください。

マスクのつくり方



1. 印刷した型紙を切り取ります。
生地を折り、図のように型紙を置いて切り取ります。



2. 同じものを2枚切り取ります。
切り取った生地を広げた状態



3. 外側にくる表地を内側に合わせて2枚を重ねます。



4. 側面のカーブに沿って内側1cmを縫います。
ここからは糸が見えやすいように黒い生地に変更します。



5. 反対側も同様に縫いきます。



6. 縫い合わせた側面の内側からステッチを2本入れます。



7. 両側面のステッチが縫い終わりました。



8. 上側を縫います。
縫う位置はカーブに沿って1cm内側です。4cm空けたところから縫い始め、1.8cm残して止めます。



9. 下側を縫います。
カーブに沿って1cm内側を縫います。1.8cm空けたところからスタートし、1.8cm残して止めます。



10. 4cm空けたところから裏返します。
裏返した状態



11. マスク全体の周りを縫います。
上下の縫う位置は3mm程度内側、両サイドのゴムを入れるところの縫う位置は1.5cm内側です。弊社では4cm開けたところに上下の印になるようなタグを付けています。



12. 両サイドの穴にゴムを通し完成です。
ゴムの長さは25cm。結び目を内側に入れると見栄えが良くなります。